「ありがとう」の水撒き
悲しみの中から少しの希望が湧いてくる。
怒りの中から少しの内省が湧いてくる。
恨み、憎しみの中から少しの憧れが湧いてくる。
その感情が芽吹きの瞬間なのだ。
その芽が枯れないように、【愛】という水をあげるのが大事。
自分の中に、負の感情が種となって居座ろうとするのは、人間なら当たり前の事。日常茶飯事さ。
光と共に陰はあるのだから。
大事な事は、どちらを見つめておくか。
陰を見つめ追いかけていくと、覆われてしまい、芽吹きがなかなか難しい。
光を信じ、光を見つめるように。
全てを許すこと。全てを愛すること。
「ありがとう」
この言葉が光を抱えている。
自分にも「ありがとう」
他人にも「ありがとう」
芽吹きはいつだって、すぐそばにある。
【愛】は、「ありがとう」から始まる。
水をあげて、「ありがとう」の水をあげて。